島の駅利尻とは

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資源の蘇生をテーマにスタートした海藻押し葉の拠点として
”まあるい利尻”『島の駅』から、こつこつ文化の発信

昭和39年、沓形市街地の大半を焼失する大火があり現渡邊商店の向かいから出火したが、母屋、石蔵は無事だった。今では、利尻島で一番古いとされる歴史的建造物。当時は漁師が収穫した昆布やウニが、馬車によって水産加工場、香形海産物統合配合組合、そしてこの『渡邊商店』を経由し、北前船などで全国に届けられたと伝えられています。多くの島内外の人が 集い語り継がれたこの場所は“島の駅”そのものだったのです 。 

古き良き時代を経て一枚の海藻から誕生した『利尻海藻押し葉』の作品展示やワークショップを行なう場としてこつこつ文化の発信源

『島の駅利尻 海藻の里』として生まれ変わりました。

『島の駅利尻 海藻の里』駅長あいさつ

利用価値のない海藻の利活用が地域の課題となっていた時代 、押し花コラージュ作家である 、たけだりょう先生から雑海藻をアートに 
活用するという提案のもと、地元有志により「海藻押し葉」によるまちづくりに取り組んでから早や20年が経過しました 。
当初 は 試行錯誤 の 連続でしたが、人づくりであるインストラクターの養成に始まり、子供 達への体験教室 、観光客への体験ツアー 、
3 回に渡る全国コンクールの開催など「海藻押し葉」普及のため立ち止まることなく1 歩づつ歩んでまいりまし た。幸いにして、こうした活動から「島の駅」平成最後の年に、北海道命名150年に式典に出席されました上皇上皇后両陛下へ北海道からの献上品として利尻海藻押し葉作品選ばれ、無事に献上させていただきましたことは、本当に光栄なことであり、ここまで支えてくれた多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。この手づくりのホームページから少しでも利尻に触れていただければ幸いです。

NPO法人利尻ふる里 島づくりセンター代表理事
島の駅利尻 駅長 小坂実