石蔵文化ギャラリー
歴史ある石蔵が文化の発信拠点に
香形フェリーターミナルから約10分のところにある『島の駅利尻 海藻の里』 (以下、島の駅利尻) 。 ここが、島で最も古い建物だと知らなくても、歴史に磨かれたその風格あるたたずまいに目を見張る人は多いことでしょう 。この石蔵は築130年以上。『渡邊商店』問屋の利尻昆布などを扱う蔵として活用されていた 。水揚げされた昆布やニシンが馬車で加工場から組合へと運ばれ、この石蔵を経由して全国に届けられたといいます。明治 · 大正 · 昭和を経て平成15年(2003年)この石蔵が『利尻海藻押し葉』を中心とした島の文化の発信拠点として息吹を取り戻しました。
石蔵文化ギャラリー「海…エメラルド館」
海産物保存の場、石蔵をギャラリーとして活用 。『海藻押し葉作品』『献上作品制作記念利尻海藻押し葉オマージュ作品展示室』をはじめ、ココでしか見られない作品などが展示 。札幌の「六軒村エンロケン」の提携ギャラリーです。
たけだりょう
作品展示
海藻押し葉や押し花などの天然素材をアートに表現 ※上皇上皇后両陛下献上作品及びオマージュ作品制作。
原子修作品展示
利尻小学校100周年祝歌「海…エメラルド」を中心に詩を展示。※上皇上皇后両陛下献上品作品題名『藻花の郷(もばなのさと)』。
張間敏一 作品展示
利尻山を中心とした四季折々の油絵。『渡邊商店』最後の番頭であり石蔵文化ギャラリーを守りつづける。
中庭
母屋と石蔵を結ぶ、まあるい「球体思考」の中庭。